英語でまなぶコンピュータ・サイエンス(CS in English)とは、コンピュータによる情報処理や計算などに関する理論の基礎を、同時中継を使用し、アメリカの子どもたちと一緒に英語で学習するワークショップです。シアトル在住のITエンジニアによる授業に日本(福岡・熊本)からビデオチャットで参加、同じ教材とオンライン学習システムを使い、子どもたちが英語でコミュニケーションをしながら楽しく学習を進めています。
今回はその特別編として、シアトルのITエンジニア(Kenji先生)の来日に合わせて、日本の子どもたちに直接授業を行います。遠方の方向けにLive配信も公開します。
2019年の開催レポート
「コンピュータロジックを楽しく学ぼう」
2018年の開催レポート
「デバッグについて楽しく学ぼう」
<開催内容>
特別編:Debug「バグって何?バグ退治をやってみないか?」
バグとは英語で「虫」のことですが、コンピュータの世界ではプログラムの中にある誤りや間違いのことを示します。プログラムにバグがあると、コンピュータが思ったとおりに動いてくれず、処理の結果がおかしくなったり、コンピュータが止まったり、暴走することもあります。
バグはプログラムにつきもの。この授業では、バグの種類、バグの見つけ方、バグの直し方(デバッグ)について楽しく学びます。
日時:6月30日(日)14:00-16:30(開場 13:30)
場所:Fukuoka Growth Next 1F イベントスペース 福岡県福岡市中央区大名2丁目6−11
※会場に駐車場・駐輪場はありませんので公共交通機関をご利用ください
対象:小・中学生(8歳~15歳ぐらいまで ※低学年は保護者同伴)
参加費:無料
定員:30名程度(応募多数のため抽選、21日までに結果をお知らせします)
申込み締切:6月17日(月)
申し込み方法:下記申し込みフォームに必要事項を記入し送信してください。
※募集は締め切りました!オンライン参加は28日(金)まで募集しています!
持ってくるもの:タブレットまたはノートパソコン
※貸し出し可能です、お申込みの時にお知らせください(数量限定)
※使用言語は英語です。各テーブルでスタッフが日本語で適宜フォローします。
※保護者の方も一緒に参加できます。キーボード入力などで補助が必要な小学生のお子様については保護者同伴での参加をお願いいたします。
※この授業では、北米の半数を超える小学校で使用されている教育用ソーシャルアプリ「Seesaw」、アクティブラーニングツール「Wooclap」、誰でも簡単にクイズをつくって遊べるアプリ「Quizziz」を利用して学習過程を共有しながら進めていきます。
Seesaw https://web.seesaw.me
Wooclap https://wooclap.com
Quizziz https://quizizz.com/
<オンライン参加について>
授業のライブ中継と、オンラインツール(WooclapやSeesawなど)を使って参加ができます。インターネットに接続されたパソコン、タブレットなどが必要になります。必要なアプリのインストールなどは事前にお知らせいたします。
日時:6月30日(日)14:00-16:30
場所:インターネットが接続できる場所
対象:小・中学生(8歳~15歳ぐらいまで)を対象とした内容ですが、年齢に関わらずどなたでもご参加頂けます
参加費:無料
定員:なし
申込み締切:6月28日(金)
申し込み方法:下記申し込みフォームに必要事項を記入し送信してください。※募集は締め切りました!
準備するもの:インターネット接続されたパソコン、タブレットなど
<ボランティアスタッフ募集!>
子どもたちの学びをサポートしてくださるスタッフを募集します!英語スキルは不問です。子どもたちと一緒に考え、寄り添ってくださる方を歓迎しています!ボランティアスタッフ申し込みよりお申し込みお願いいたします。
※募集人数に達しましたので、ボランティアスタッフの募集は締め切りしました。ご協力ありがとうございます!※
<スケジュール> ※予定
13:30 開場、受付開始
14:00 授業の説明(日本語)10分
14:10 イントロダクション 10分
14:20 第1部 50分
15:10 休憩 10分
15:20 第2部 60分
16:20 クロージング、アンケート記入 10分
16:30 終了
<共催・協力・協賛>
共催:
CoderDojo福岡
Seattle IT Japanese Professionals (SIJP)
Kids Code Club
Fukuoka Growth Next
協力:
一般社団法人 日本トランスレーション協会
特定非営利活動法人くまもとLRネット
チャレキャラ
協賛:
株式会社CLOUD-IA
合同会社みらいアカデミー
アパートメントホテル天神Tumugu
※子どものプログラミング、IT教育、STEAM教育に貢献したいとお考えの協賛企業を募集しております。協賛金の他にも、飲食物や文具等の備品、イベントに必要な機材、PC、タブレット、サービスなどのご提供も大歓迎です。詳細はお問い合わせください。
<イベントのねらい>
コンピュータ・サイエンス教育はイギリスやアメリカなど欧米を中心にすでに世界中で行われており、小学生から学び始めている学校も多数あります。一方、プログラミング関連の一次情報は英語であることも多く、日本語に訳すことで分かりづらくなったり、学び続ける過程で必ず英語の学習が必要になるという、日本独自の課題があります。
プログラミングに限らず、よりボーダレスな時代を生きていく子どもたちにとって、英語力は必要なスキルのひとつであることは言うまでもありません。とはいえ、はじめて学ぶ子どもたちにとってはまず「楽しい」と思えることが大事です。
そこで、コンピュータや英語について正しく理解することを目的とせず、「コンピュータについて英語で学ぶ」という普段はできない体験を、子どもたちの心に「楽しかった思い出」として残してもらうこと、そして、他の都市の子どもたちとWebで繋がることで「物理的な距離は克服できる」と体感してもらうことをこの取り組みの目的としました。
※今回の特別編のワークショップ会場は福岡のみで、遠方の方向けにはオンライン配信します
※当日の様子についての写真・動画や感想文・作品などは共催団体の業務(ホームページ・ソーシャルメディアへの掲載を含む)に使用する場合がございます。予めご了承ください。
<講師>
◆今崎 憲児 Kenji Imasaki (in Seattle)
NPO Seattle IT Japanese Professionals (SIJP) 代表。神戸市生まれ、熊本県育ち。九州大学情報工学科修士課程修了、カールトン大学コンピュータサイエンス PH.D.
2004年からシアトルに在住。その間、AmazonとGoogleでさまざまな職種を経験。今興味があるのは、子供に対する英語によるコンピュータ教育
★参考:SIJPの取り組みなどを紹介した、講師(今崎さん)のエッセイやインタビュー
http://www.junglecity.com/people/essay-stem-education/
https://www.junglecity.com/kids/kids-learn/sijp-offers-english-computer-science-classes
https://www.soysource.net/2019/01/why-is-stem-education-so-important
http://www.imasaki.net/
◆Ricky Chai (in Tokyo)
2018年にワシントン大学でコンピューターサイエンスの理学士の学位を取得。UW Professional & Continuing Educationのプログラミングクラスのインストラクター、UW Math Study Centerの微積分学のチューター、スタートアップ企業の共同創業者などとしての経験がある。他にはAmazon本社でソフトウェア開発のインターンシップもしたことがある。
◆Laurie Griffiths (in Fukuoka)
2011年にケンブリッジ大学の情報学部を卒業し、来日。福岡市の様々なスタートアップで働きながら自然言語処理と教育を研究している。現在フリーランスのソフトウェアエンジニアとして活躍中。
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