コンピュータによる情報処理や計算などに関する理論の基礎を、同時中継を使用し、アメリカの子どもたちと一緒に英語で学習します。シアトル在住のITエンジニアによる授業に日本(福岡・熊本)からビデオチャットで参加、同じ教材と学習システムを使い、子どもたちが英語でコミュニケーションをしながら楽しく学習を進めていきます。
カリキュラムは、子どもたちにわかりやすく楽しくなるように昨年の実施コンテンツをブラッシュアップし、メイン講師も増やしてvol2として開催します。
2018年の開催レポート
「コンピュータロジックを楽しく学ぼう」
「デバッグについて楽しく学ぼう」
<2019年カリキュラム>
(前期)
第1回:Binary number:2進数について楽しく学ぼう
第2回:Computer Logic:コンピュータロジックを楽しく学ぼう
(後期)
第3回:Search/Sort :サーチ(探索)・ソート(整列)アルゴリズムについて楽しく学ぼう
第4回:Tree Algorithms:ツリー(木)を使ったアルゴリズムについて楽しく学ぼう
第5回:Hour of code~Shall we Dance?:コードを使ってダンスをしよう!
今回は前期の第1回・第2回の参加者を募集します!
連続授業になっていますが、すべての回に参加しなくても大丈夫です。初めて来られる方も楽しくわかりやすく参加できます。
<開催内容>
第1回:4月28日(日)Binary number:2進数について楽しく学ぼう
コンピュータはどんなに難しい計算でも、あっという間に計算をしてくれます。どのように難しい計算をしているか知っていますか?実はコンピュータの世界では、すべての数や情報を0と1だけで表しているのです。電波に乗ってスマートフォンに届くメッセージも、すべて0と1だけで送られています。いったいどうすれば0と1だけで情報を表せるのでしょう?その秘密はBinary Number(2進法)という数の表し方にあります。
第2回:5月19日(日)Computer Logic:コンピュータロジックを楽しく学ぼう
コンピュータロジック(論理回路:NOT, AND, OR)とは、私たちが普段使用しているスマートフォンやタブレット、パソコンなどのコンピュータだけではなく、ほぼすべての電化製品に用いられている考え方です。私たちの普段の生活の中でも、無意識にこの考え方を使っています。この授業では、このコンピュータロジックを様々なゲームを通して楽しく学びます。
時間:9:30-12:00AM(開場 9:00AM)※日本時間
場所:九州工業大学 学習教育センター MILAiS(ミライズ)福岡県飯塚市川津680-4
対象:小・中学生(8歳~15歳ぐらいまで ※低学年は保護者同伴)
参加費:無料
定員:20名(先着順)
使うもの:タブレット(一人1台貸し出します)
※使用言語は英語です。英語が分からない場合はスタッフが適宜フォローします。
※保護者の方も一緒に参加できます。キーボード入力などで補助が必要な小学生のお子様については保護者同伴での参加をお願いいたします。
※この授業では、北米の半数を超える小学校で使用されている教育用ソーシャルアプリ「Seesaw」、アクティブラーニングツール「Wooclap」、誰でも簡単にクイズをつくって遊べるアプリ「Kahoot!」を利用して学習過程を共有しながら進めていきます。
Seesaw https://web.seesaw.me
Wooclap https://wooclap.com
Kahoot https://kahoot.com
<スケジュール> ※予定
9:00 開場、受付開始
9:30 授業の説明(日本語)10分
9:40 イントロダクション 10分
9:50 第1部 45分
10:35 休憩 10分
10:45 第2部 45分
11:30 質問タイム 20分
11:50 アンケート 記入 10分
12:00 終了
<共催・協力・後援・協賛>
共催:
Seattle IT Japanese Professionals (SIJP) https://sijp.org/
Kids Code Club
特定非営利活動法人くまもとLRネット https://www.facebook.com/kumalr.net/
熊本高等専門学校
国立大学法人 九州工業大学
協力:
一般社団法人 家庭教育研究機構
一般社団法人 日本トランスレーション協会 https://www.japantranslation-association.com/
協賛:株式会社グローバルスマイルジャパン 株式会社ヴィネット
後援:飯塚市教育委員会
<イベントのねらい>
シアトル・福岡・熊本をオンラインで繋ぎ、アメリカの子どもたちと一緒にコンピューターについて英語で学びます。このイベントの目的は、コンピューターについて正しく理解することではなく、「コンピューターについて英語で学ぶ」という普段はできない体験を、子どもたちの心に「楽しかった思い出」として残してもらうこと、そして、シアトルや熊本の子どもたちとWebで繋がることで、物理的な距離は克服できると体感してもらうことです。
それによって、未知のことに挑戦し学ぶ楽しさや、テクノロジーへの好奇心を少しでも育んでもらえたらと考えています。英語で学ぶことはとてもハードルが高い試みですが、子どもたちが「また挑戦したい!」と思える場作りを目指して準備をしています。
※当日の様子についての写真・動画や感想文・作品などは共催団体の業務(ホームページ・ソーシャルメディアへの掲載を含む)に使用する場合がございます。予めご了承ください。
<講師>
◆今崎 憲児 Kenji Imasaki (in Seattle)
NPO Seattle IT Japanese Professionals (SIJP) 代表。神戸市生まれ、熊本県育ち。九州大学情報工学科修士課程修了、カールトン大学コンピュータサイエンス PH.D.
2004年からシアトルに在住。その間、AmazonとGoogleでさまざまな職種を経験。今興味があるのは、子供に対する英語によるコンピュータ教育
★参考:SIJPの取り組みなどを紹介した、講師(今崎さん)のエッセイやインタビュー
http://www.junglecity.com/people/essay-stem-education/
https://www.junglecity.com/kids/kids-learn/sijp-offers-english-computer-science-classes
https://www.soysource.net/2019/01/why-is-stem-education-so-important
http://www.imasaki.net/
◆松本いづみ Izumi Matsumoto (in Kumamoto)
2000年にカナダ・バンクーバにて語学留学、TESOL(英語教師養成講座)資格取得。 帰国後、Smile Kids子ども英会話スクールをOPENし、熊本県公立の小学校に英語指導を行う。
2009年から英語教育を幅広く伝えるため、株式会社Global Smile Japanを設立。海外留学事業や教材開発、イベント開催など英語教育を通して真の国際人の育成に力を入れている。
https://globalsmile-japan.com/
◆西尾まりお Mario (in Seattle)
2016年にワシントン大学で生化学の理学士を取得。ワシントン大学では、在学中から、ES細胞を使った網膜研究に四年間携わり、研究成果に貢献。また、海外子女を対象とした教育機関である四つ葉学院で、理数教科担当教員として、小学生から高校生までの理数科目一般を日本語と英語で指導し、国際人育成に尽力している。
2018年にコンピューターサイエンス専門学校に通い、現在Microsoftでソフトウェア開発に携わっている。
◆Ricky Chai (in Tokyo)
2018年にワシントン大学でコンピューターサイエンスの理学士の学位を取得。UW Professional & Continuing Educationのプログラミングクラスのインストラクター、UW Math Study Centerの微積分学のチューター、スタートアップ企業の共同創業者などとしての経験がある。他にはAmazon本社でソフトウェア開発のインターンシップもしたことがある。
◆Laurie Griffiths (in Iizuka)
2011年にケンブリッジ大学の情報学部を卒業し、来日。福岡市の様々なスタートアップで働きながら自然言語処理と教育を研究している。現在フリーランスのソフトウェアエンジニアとして活躍中。
<申し込み>
※申し込み終了しました!
LINEでKids Code Clubを友だち登録して頂き、以下の内容を送ってください。(先着順)
※申込み締切 4月19日(金)
①お名前(ふりがな)
②年齢(学年)
③メールアドレス
④住所(市町村)
⑤英語の経験
⑥参加する回(第1回 第2回)
⑦知ったきっかけ(SNSを見てなど)
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