2021/7/18(日)に、英語で学ぶコンピュータ・サイエンス(CS in English)season4 第1回「Looping:くり返し」をオンラインで開催します!

Web会議システムの「Zoom」を使って、シアトル(アメリカ)からエンジニアが、プログラミングの基礎について英語で授業を行います。みなさんの英語スキルに合わせて、ゲームのようなアクティビティやクイズをしながら、楽しい授業になるように工夫していますので、ぜひ挑戦してください!

今回は、Code.orgのLoops with Rey and BB-8Nested Loops in Mazeを使って、プログラミングの基礎である「Looping / 繰り返し」について英語で学びます。コンピューターは人間と違って、同じことを何度もすることが得意ですが、同じプログラムを何度も書くのは効率が悪いので、プログラミング言語には、同じプログラムを何度も実行してくれるような仕組み、つまり「Looping / 繰り返し」の仕組みがあります。

プログラミングをする時に必ず出てくるこの「Looping / 繰り返し」を、いろいろなアクティビティやクイズで一緒に学んでみませんか?優しい先生たちが教えてくれますよ😊

参考:Code.org Nested Loops in Maze

<英語で学ぶコンピューターサイエンスとは>

コンピュータ・サイエンス教育はイギリスやアメリカなど欧米を中心にすでに世界中で行われており、小学生から学び始めている学校も多数あります。一方、コンピュータやプログラミング関連の一次情報は英語であることも多く、日本語に訳すことで分かりづらくなったり、学び続ける過程で必ず英語の学習が必要になるという、日本独自の課題があります。

また、プログラミングに限らず、よりボーダレスな時代を生きていく子どもたちにとって、英語力は必要なスキルのひとつであることは言うまでもありません。とはいえ、はじめて学ぶ子どもたちにとってはまず「楽しい」と思えることが大事です。

そこで、コンピュータや英語について正しく理解することを目的とせず、「コンピュータについて英語で学ぶ」という普段はできない体験を、子どもたちの心に「楽しかった思い出」として残してもらうこと、そして、国内外の子どもたちとInternetで繋がることで、「物理的な距離は克服できる」と体感してもらうことをこの取り組みの目的として、英語でコンピューターの基礎を学ぶ「英語で学ぶコンピューターサイエンス(CS in English)」のプロジェクトを、シアトルと日本の非営利団体や企業・学校・地域のボランティアが協働して実施しています。

2018年から2020年までにVol1-3を実施し、今年度の前半は「CS in English Bookclub 」と題して、英語や日本語による「Girls Who Code」の読書会を実施しました。また、2021年6月28日には、「Kids’ Debug Challenge」をJapanFairのイベントで実施しました。

7 月からは、世界中で使われているcode.org の教材の中から、CS Fundamentals のExpress (英語版)を使い、モバイルアプリケーション、ウェブサイト、ロボットのプログラミングなど、すべてのコンピュータプログラミング言語の基礎となる概念、Core4(繰り返し、条件文、関数、変数)を学びます。また、これまでのVol1-3 よりも、Zoomのブレイクアウトルームを効率的に使い英語のレベルにあった授業を行い、英語の学習のサポートに力を入れていきます。英語がまったくわからない子供にもできるだけ配慮して、授業を行います。

CS in Englishホームページ:https://www.csinenglish.club

参考:昨年のクラス動画

今期の予定

第1回 2021年7月18日(日)9:30 〜11:00 Looping / 繰り返し
第2回 2021年9月19日(日)9:30 〜11:00 Conditionals / 条件文
第3回 2021年11月7日(日)9:30 〜11:00 Functions / 関数 ※日程が変更になりました(9/7 10:15)
第4回 2022年1月16日(日)9:30 〜11:00 Variables / 変数
第5回 2022年3月20日(日)9:30 〜11:00 For Loops / For ループ
※変更となる場合があります
※各回、その都度の募集・申込となります

<第1回開催概要>

日にち:2021年7月18日(日)
時間:9時30分~11時00分(日本時間)
参加費:無料
対象:小・中学生(8歳~15歳ぐらいまで)
※内容は小中学生向けですが、高校生もお申込みいただけます
定員:各グループ10名ずつ、合計30名程度 ※定員を超える場合は抽選となります
A:ネイティブ・日常会話が理解できる
B:学校や塾、英会話スクールで学んでいる
C:ほとんどわからない
必要なもの:インターネットに接続されたパソコン(Zoomのインストールが必要です)
参加方法:Zoomを使ったオンライン参加となります

<講師>

◆今崎憲児 Kenji Imasaki

NPO Seattle IT Japanese Professionals (SIJP) 代表。神戶市生まれ、熊本県育ち。九州大学情報工学科修士課程修了、カールトン大学コンピュータサイエンスPH.D. 2004 年からシアトルに在住。その間、Amazon,Facebook,Google でさまざまな職種を経験。今興味があるのは、子供に対する英語によるコンピュータ教育。Jetskiが大好き。

Kenji is the president of NPO Seattle IT Japanese Professionals (SIJP). He was born in Kobe City and raised in Kumamoto Prefecture. He obtained a Master’s degree from Kyushu University and Ph.D. in Computer Science from Carleton University. He has been living in Seattle since 2004 and has held various positions at Amazon, Facebook and Google. His current interest is in computer education in English for kids. He enjoys riding a jet ski.

◆加瀨詩子 Utako Kase

日本生まれ、日本と中国のハーフ。小さい頃から機械に興味を持ち、高校でITの授業をとってからコンピューターサイエンスに携わりたいと思うようになる。2019年ワシントン大学卒業、現在はシアトルのAmazonオフィスでソフトエンジニアとして働く。

Utako was born in Japan, half Japanese and half Chinese. Since she was a child, she has been interested in machines, and after taking an IT class in high school, he decided he wanted to work in computer science. a 2019 graduate of the University of Washington, she currently works as a software engineer at Amazon’s office in Seattle.

◆Greg

シアトル出身。Googleのソフトウェアエンジニアで、Google Meetの開発に携わっています。空き時間にはテトリスのAIも開発している。他に好きなものは、猫、餃子、歌。

Originally from Seattle. A software engineer at Google, working on Google Meet. He also develops a Tetris AI in his free time. Some other things he likes are cats, dumplings and singing.

【MC】

◆Tomo

トモさんは、シアトル、ハワイ、日本で、音楽、旅行、スポーツ、IT、フード&ホスピタリティなど、さまざまなイベントでバイリンガルの司会者として長年活躍してきました。また、イベントプロモーターとしても活躍しており、ハワイや日本関連のイベントのほか、最近ではボリウッド(インド)のイベントをシアトル近郊でサポートしています。
また、フリーランスの通訳・翻訳者、ツアーコーディネーターとしても活躍しています。また、ヒンディー語と日本語の歌のレコーディングを行ったり、Gage Academy of ArtやUW、DigiPenなどのスタジオでモデルとして活躍するなど、クリエイティブな活動も行っています。

Tomo has been a bilingual emcee for many years in Seattle, Hawaii, and Japan, doing various music, travel, sports, IT and/or food & hospitality industries. She also works as an event promoter: she has done many Hawaiian- and Japanese- related events, and more recently, is supporting Bollywood (Indian) events in the greater Seattle area.
Tomo works freelance as an interpreter and translator as well as a tour coordinator. And as if those gigs aren’t keeping her busy enough, she also fulfills her creative interests by being a recording artist for Hindi-Japanese songs and posing as a model at studios and ateliers such as Gage Academy of Art, UW, and DigiPen.

<注意事項>

  • パソコン等の操作が難しい場合がありますので、保護者の方はお子様のそばで見学されてください。
  • 当日はイベント申込者限定の非公開の授業になりますが、後日、録画した動画を参加者の顔を隠してYouTube等で公開する予定です。
  • ビデオでお互いの顔が見える状況で授業を行いますので、できる限りカメラをONにしてください。顔を映したくない方は、ご自身でカメラをOFFにして頂きますようお願い致します。
  • イベントに関する写真・動画や感想・作品・投稿・アンケート(個人情報を除く)などを共催団体の業務(ホームページ・ソーシャルメディアへの掲載を含む)やTV等の取材に使用する場合があります。予めご了承ください。ご自身のものについて使用がNGの方は、申し込み時にお知らせください。

<授業で使う教材(予定)>

すべて無料で利用できる教材を使用します。ブラウザで動きますのでインストールなどは必要ありません。

プログラミング教材 http://code.org
クイズアプリ http://kahoot.com
学習アプリ http://seesaw.com
プログラミングツール https://scratch.mit.edu/

<参加サポートについて>

当日スムーズに参加していただくために、事前にZoomの接続テストや、準備会を行う予定です。パソコンが苦手という方にも丁寧にサポートしますので、この機会にぜひ気軽に参加してください😊

また、分からないことがあった場合には、Kids Code ClubのLINEでも参加サポートを行っています。困ったときには気軽にお声かけください👌
※回答はリアルタイムではなく受付順に随時行います

▼Kids Code ClubのLINEはこちら(友だち追加が必要です)
@KidsCodeClub
https://line.me/R/ti/p/%40hxs5309k

<よくある質問>

Q. 英語の経験がほとんどないのですが大丈夫でしょうか?
A. 英語の経験がほとんどないお子さんも多数参加されています。英語スキルに合わせてグループを分けて進行しますのでご安心ください。

Q. iPadなどのタブレットでも参加できますか?
A. Zoomが使えるタブレット、スマホなどでも授業の視聴・お申し込みは可能です。タブレットやスマホで授業の視聴をしてパソコンでアクテビティに参加するなど、デバイスの組み合わせも可能です。

Q. 兄弟でパソコン1台でも参加できますか?
A. 同じ英語レベルのグループでしたら、1台でご参加頂けます。パソコンを一緒に使って、視聴したりアクティビティに参加していただくことになります。別の英語レベルの場合は、複数台必要になります。

<申し込み>

申し込み受付開始(日本時間):7月7日(水)10時
申し込み締切(日本時間):7月14日(水)24時
抽選結果連絡(日本時間):7月15日(木)

申し込み方法:
①LINEでKids Code Clubを友だち登録してください
②「7/18イベント申込希望」とメッセージを送ってください
③「参加申込みフォーム」のURLを返信しますので、入力して送信してください
 ※返信までお待たせする場合があります
④7/15中に抽選結果をお知らせします。万が一、届かない場合はLINEでお問い合わせください。

※LINEが使えない方はinfo@kidscodeclub.jpまでご連絡ください

Kids Code ClubのLINEはこちら
@KidsCodeClub
https://line.me/R/ti/p/%40hxs5309k

<共催・協力・協賛>

共催

シアトル
Seattle IT Japanese Professionals (SIJP)
Bellevue College

福岡
一般社団法人Kids Code Club
久留米大学

熊本
特定非営利活動法人くまもとLR ネット
熊本県立大学小薗研究室

仙台
仙台高等専門学校・名取キャンパス

協力

株式会社ハウインターナショナル
株式会社chaintope
一般社団法人 日本トランスレーション協会
一般社団法人 家庭教育研究機構 
CoderDojo福岡
CoderDojo 太宰府

メディア協力

シアトル日本語情報サイト「ジャングルシティ」

協賛

株式会社iThings研究所
株式会社グローバルスマイルジャパン
株式会社ヴィネット

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