経済的な困難や生きづらさなど、さまざまな背景をもつ子どもたちに、
デジタルを通じて人や社会とのつながりをつくり、可能性を開く活動を行っています。
大人が教えるのではなく、子ども同士で教え合うオンラインの居場所は、デジタルのモノづくりが好きな子が集まる世界です。失敗を笑う人はここにはいません。トライアンドエラーを繰り返し、自分の力で作品を完成させていく過程で「自分はできる」という意思と喜びを育みます。
社会のデジタル化が進むいま、子どもたちに忍び寄る「21世紀の教育格差」は深刻化しています。不登校・グレーゾーン・貧困・シングルペアレントなどの複合的困難に身を置く子ども達でも、好きなだけ学べる環境を得ることで、人生を切り拓いていくきっかけになります。
学ぶことは真似ることから始まります。大人から教えてもらうのではなく、自分のペースで、自分の好きな作品を、失敗して作り直して、もっと良くなるように工夫して、諦めずに考え抜いて、完成させる喜びは、生きる力に繋がります。
✓大学入学共通テストに「情報」が追加
✓小中学校でプログラミング必須化
デジタルの普及により、家にパソコンがない、特性があり学校にも通えていない子どもたちの格差は拡がるばかり。プログラミングスクールなどは月に数万円の費用がかかり、とても通えない。
✓36%の子どもが、家庭や学校以外に
居場所がないと感じている
様々な困難を抱える子どもを含め、多様な背景を持つ子ども達が集まって、プログラミングやデジタル作品づくりという共通の「好きなこと」を通じて交流できる居場所づくりを目指しています。
いま、私たちの周りには、経済的な事情や、教育への保護者の関心・意欲など、生まれ育った家庭環境によって、「学びたいことが、学べない」子ども達が沢山います。
学ぶことは生きる希望につながる本当に大切なものだから、環境に関わらず、子ども達が好きなことを好きなだけ学べるような社会にしたい。そんな思いで私たちは、プログラミングを無料で教えるボランティア活動を2016年にスタートしました。
プログラミングを学ぶことで、子ども達が「困難の中にあっても前に進む力」「自ら学び続ける力」を早い時期から身につけ、自分の人生を自分で切り拓いていくきっかけにしたいと考えています。
プログラミングやITスキルの習得だけでなく、「自ら学ぶ」「仲間と教え合う」経験から、様々なことを情報を活用して他者と協力しながら自ら学び進める力が子ども達の身につくように、「子どもが自学しやすい教材」「ともに学ぶ仲間との出会い」「学習環境」の3つでサポートしています。
毎週火・金曜に
オンラインで開催される
「放課後プログラミングクラブ」
毎週100人以上の小中学生がバーチャル空間に集まり、プログラミングやデジタル作品をみんなでワイワイと遊び感覚で作っています。大人が一方的に教える授業形式ではなく、教材を使ったり自分達で調べながら学び、分からない事があったら他の子どもと教え合いながら活動を進めています。
「デジタルシティズンシップ教育」
「ITキャリア教育」
「英語で学ぶコンピュータサイエンス」
テキストコーディング、英語、CS、AIなど高度なプログラミングやIT知識をプロのエンジニアや専門家から無料で学べるプログラムを提供。シアトルのNPOとの連携により、海外からグローバルな講師・参加者が集うイベントも実施。IT業界のキャリア教育、グローバル教育、保護者のITスキル向上も目的としている。
パソコン&Wi-Fiの無料貸与事業
やってみたいを応援する
「デジタル探求プログラム」
経済的な事情でパソコンやWi-Fiなどのデジタル学習環境を整えることができないご家庭に、無料でレンタルしています。ただ貸し出すだけでなく、保護者や子どもへのLINEでの丁寧なコミュニケーションを継続しています。そこから、一人ひとり異なる「学びたい」という気持ちの源泉を探し出し、学習習慣がなかった子でも継続参加できるようにサポートしています。
プログラミング環境・教材の無料提供
無料のプログラミング学習教材
「キッズコードレシピ」
放課後プログラミングクラブやデジタル探究プログラムなどで使っている教材「キッズコードレシピ」は、世界中誰でも無料で使えるように公開しています。利用者は200万人を越えて日々活用されています。小学校や中学校での学習教材として、また教員向けの指導教材としても、日本全国で多くのプログラミング学習者に活用されています。
31,203
(2026年3月現在)
2,139,762
(2026年7月現在)
132
(2026年7月現在)
キッズコードクラブこれまでの受賞実績
チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞2025にて、代表理事の石川麻衣子が、全国から寄せられた243名の他薦応募から、5名の入賞者に選出されました。
AERA 特集「2025年をリードする100人」に、教育格差に挑む起業家としてKids Code Club 代表理事の石川麻衣子が選出されました。
Forbes JAPAN「100通りの世界を救う希望『NEXT100』」に、Kids Code Club代表の石川が選出されました。「21世紀の教育格差」に挑む団体として紹介されました。
日本初の包括的な教育アワード「Next Education Award」で100近い実践応募の中から、Kids Code Clubが<最優秀賞>を受賞しました。
経済産業省令和4年度「未来の教室」実証事業「多様な個性・才能・創造性を伸ばすサードプレイス」 に関する実証事業として、「放課後プログラミングクラブ」が採択されました。
UWC ISAKジャパンが主催する教育アクセラレーター「Hatch Edu」の協働パートナー団体として採択されました。
放プロには、様々な困難を抱える子どもを含め、多様な背景を持つ子ども達が集まっていて、社会の縮図のような状態が作られています。プログラミングやデジタル作品づくりという共通の「好きなこと」を通じて交流し、違いを受け入れ、違いから学ぶということを、子ども達が自然に実践していて、お互いに尊重し貢献しながら活動を続けています。
「色んな人のアイデアを知ることができるから、1人でやるよりもみんなでやる方が楽しい!」と、子ども達は話します。コミュニケーションが苦手だった子も、放プロで活動するうちに質問や発表ができるようになったり、つくりたいものや知りたいことを自分で調べられるようになったり、学校などリアルな場でも活躍できるようになった、という報告もたくさんありました。
作品を通して親子の会話が増えたり、そういった子どもの変化から、保護者の方から「自分もプログラミングを学んでみたい」という意欲も引き出すことにも繋がっています。
学校にあまり通えておらず、読んだり書いたりするのがとても苦手だったのですが、最近急に漢字が読めるようになってきて、療育の先生も驚いています。インターネットで自分が好きなことを調べる内に文字を覚えて、今では読むことが楽しくなっているようです。音声検索を活用するなど、パソコン操作も少しずつ慣れてきています。
中学生になるとみんなスマホを持ってて、友達との連絡でみじめな思いさせたくないので頑張って格安スマホ買いました。WiFiはさらにお金がかかるので難しくて悩んでいたけれど、今回、パソコンとWiFiをお借りできて生活が変わりました。分からないことを調べたり、タイピング練習をしたり、放プロの時間以外にもたくさん活用してます!
パソコンを使えるようになって、いろいろと興味を持ちはじめました。 いままでインターネットがなかったのでテレビばかりだったけど、分からないことをyoutubeで検索して覚えたりするようになりました。自分(保護者)の帰宅が遅くて、 家で子どもひとりだけの時間が多かったので、放プロに参加できて助かってます。
パソコンを小学校のうちからやるのは良くないのでは、という漠然とした不安がありましたが、むしろ、大人より理解が早く、本人が興味があることに没頭できているのがとても嬉しい。
これまで、息子には何が合ってるんだろうとずっと模索してきて、失敗続きだったけど、放プロに出会って、彼の能力が上がったことに本当に驚いています。放プロはこれからも絶対に続いて欲しい!
代表メッセージ
私は、九州大学工学部に入学後、経済的な事情から大学を中退しました。その後は日雇いベースの仕事で生計を立てる「ワーキングプア」状態を経験。そして、プログラミングを自分で学びはじめたことが人生の転機になり、2016年の子どもの日にKids Code Clubを立ち上げました。
プログラミングを修得したことで、IT関係の仕事なども請け負うことができるようになり、経済的自立が叶いました。それだけでなく、プログラミングを通じて「とりあえずやってみて、フィードバックをもらって、そこからどんどん良くしていく」という姿勢、そして試行錯誤しながら前に進む力が身についた。そのことが私の人生を変えてくれたんです。
子どもたちが「困難の中にあっても前に進む力」「自ら学び続ける力」を早い時期から身につけ、自分の人生を自分で切り拓いていくきっかけに。「Kids Code Club」がそんな存在であり続けるために、私たちを応援してください。よろしくお願いします!
一般社団法人 Kids Code Club
代表理事 石川麻衣子

今すぐ寄付する