KCC JOURNAL
KCCジャーナル
「ミニ四駆でSTEAM教室」を開催しました!

2023年11月23日に、福岡市天神の赤煉瓦文化館内にあるエンジニアカフェで「ミニ四駆でSTEAM教室」を開催しました!イベントの様子をレポートでご紹介します。
はじめに
イベントの開催にあたって、STEAM教材・機器メーカーのケニス株式会社さん、プラモデルメーカーの株式会社タミヤさんとの協働事業として、講師派遣のほか、ミニ四駆やコースなどもすべて寄贈していただきました。エンジニアリングに関するイベントとして、会場は福岡市が運営するエンジニアカフェを無料でお借りすることができました。
たくさんの方のご協力で、いつもとは一味違ったクリエイティブで楽しい学びの機会を子どもたちに提供することができ、心から感謝いたします!
イベントの詳細はこちらからご覧いただけます。
💡STEAMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)を横断的に学ぶ新しい教育分野で、AIなどによって急速に変化する社会の中で活躍し、社会をより良くしていく人を育てることが目的とされています。

会場準備

国の重要文化財としても指定されている赤煉瓦文化館に入館し、会場の準備から始まりました。ケニスの皆さんやエンジニアカフェの皆さんのお力を借りて進めていきます。(早くついた参加者の方にも手伝っていただきました🙏)

コースがかなり大きくて、繋げるのに苦労しましたが、なんとか開始時間までに組み立てることができました。そして、ひとり一つずつ、新品のミニ四駆と工具を並べていきます。

準備を終え、こどもたちが会場に参加し始めました。目をキラキラさせた子どもたちの「もう開けていい!?」という声も聞こえてきます。
Kids Code Clubの対面イベントは久しぶりで、しかも親子参加でたくさんの方に参加していただき、クルー全員ワクワクしています。
オープニング

オープニングが始まりました。ケニスさん、タミヤさん、エンジニアカフェやKids Code Clubについての紹介をしたあと、本題に入っていきます。ミニ四駆をつくったことがある!という子も2~3人参加していたので、最初に「周りの子たちと協力しながらつくってね」というお願いをしました。

今回は、ケニス株式会社さんより、アンドリュー先生、山本先生のお二人が講師としてはるばる大阪から来てくださいました。
現在、理科・科学教材の開発に携わるお二人が学生のころに何を学んでいたかなど、キャリア教育にもつながる自己紹介に子どもたちが真剣に耳を傾けてくれていました。
そして、今回のテーマである「STEAM」とは何だろう?という話から、本題に入っていきます。

まず、未来の車はどうなるのかみんなで考えます。
どんな形?
どんな機能がある?
燃料は何?
環境に配慮した車のアイデアを中心に、複数の子どもたちが元気よく発表してくれました。

そして、未来の車を考えるために、今の車について知ることが必要であることに気づきます。
ということで、早速タミヤのミニ四駆を作って今の車について学習していきましょう!
制作開始
ミニ四駆キットを開封

いよいよミニ四駆キットを開封していきます。パーツ数が多かったり部品の種類が多かったりみんな最初は不安そうでしたが、組み立てが始まりました。
もくもくと組み立てる

みんな、もくもくとミニ四駆を組み立てていきます。形が似ているパーツがあったり、前後を間違えないようにしないといけなかったり、試行錯誤しながら、親子でかなり集中して組み立てていました。
使うパーツが分からなくなったときに、ミニ四駆経験者や少し先に進んでいる子と教え合いながら取り組む姿もたくさん見られました。
昼休憩
エンジニアカフェなどでお昼ご飯

あっという間にお昼になってしまいました。各自お昼ご飯になります。エンジニアカフェの会場でご飯を食べる人や、併設されているカフェなども利用されていました。
すぐに食べ終わって制作に取り掛かる子も!

30分もたたず、お昼ご飯を食べ終わった子がエンジニアカフェに帰ってきて、早速ミニ四駆の組み立て作業に取り掛かっている子もいました!
最終制作
もくもくと最終制作
お昼ごはんのあとは、眠くなるのをこらえながら、みんなもくもくと最後の仕上げをしていきました。完成させて早く走らせたい!という気持ちでみんな頑張ります。
こちらは会場の様子です!
走らせてみよう

完成した子から順番にアンドリュー先生や山本先生に最終チェックをしてもらって、いよいよ、実際にコースを走らせてみます!


タイムの計測はタブレット端末のアプリをつかって自動計測します。

計測した値は紙にまとめて、5周した平均速度、秒速などを電卓などで計算してまとめていきます。走行結果を見ると、スピードが人によって全く違うことが分かります。
なぜ同じキット使っているのにこんなに違うのか、楽しく走らせたあとは、みんなで「なぜ?」を探求していきます。
要因のひとつとして、micro:bitを使って電池残量を確かめる方法が紹介されました。山本先生と一緒に、実際に電池残量をチェックしてみます。micro:bitを使うと、加速度を計測したり、デザインをしたり、ほかにも色々できることがあるそうです。

ギア比についての学習

そしてもう一つの要因が、ミニ四駆にも使われているギヤ(歯車)。モーターを何回転させればタイヤが1回転するのか、ギヤ比を変えることによってスピードや力がどのように変わるのか学習しました。
中学校の技術で触れる内容も、ミニ四駆を触りながらだと楽しみながら学べます。実際に、その知識を活かして、ミニ四駆のギヤ比を改造していきます💪
ギア比を変えて走らせてみる

一度ミニ四駆を分解して、ギヤを交換していきます。新しく配布されたギヤがあるので、そのギヤを使って改造していきます。ギヤには色が付いていて、「この色とこの色」という正しい組み合わせでないと動かないという仕組みでした。

計測結果は先ほどと同じように紙に記録し、タイムや速度がどのように変化したのかを分析していきます。実際にギヤを変えてみると、遅くなったり早くなったり、組み合わせの分だけミニ四駆の動き方が変化します。
「なぜ?」と疑問を持った時に、実際に確かめて、納得して、次の疑問に挑戦する。先生たちと一緒に、ミニ四駆を使って、STEAMだけでなく「なぜ?」の探求の仕方も学ぶことができました。

動画を紹介して、本気のミニ四駆競技の世界にも触れました!
終わりに

朝から6時間近く開催されたミニ四駆イベントでしたが、あっという間に終わりの時間になってしまいました。
ミニ四駆の使命はコースを最速で走り切ること!そのためのカスタマイズ方法はまだまだたくさんあります。
ミニ四駆を通じて学べるSTEAMに興味を持ってもらえるように、今回作ったミニ四駆は、改造のための追加のモーターや部品などと一緒に、参加者のみなさんにプレゼントさせていただきました。ぜひ他のカスタマイズにも挑戦してみてくださいね!
このイベントは、静岡や東京でも開催されています。他の地域の仲間とのバーチャル交流会も開催予定ですので、ぜひまた会えることを楽しみにしています!

最後にスタッフやパートナーのみなさんとの1枚!
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