KCC JOURNAL
KCCジャーナル
2024/6/13
英語で学ぶコンピュータ・サイエンス Season6 特別編 開催レポート

こんにちは!キッズコードクラブクルーのももです!今日は、2024年4月20日に福岡・天神のエンジニアカフェで開催された英語で学ぶコンピュータ・サイエンス(CS in English)Season 6 特別編「Exploring Tomorrow - A tech carrer workshop / 未来を探る - テックキャリアワークショップ」のレポートをお届けします🙋🏻♀️
イベントについて
将来、アメリカや日本でテック関連の仕事に就きたい子どもや若者たちに向けて、キャリア教育ワークショップを開催しました!✨ 参加者同士と講師の方とでインタラクティブに学んでいくために、スマホやタブレットでクイズアプリの「Kahoot」を使い、アメリカで働くことや、テック業界でのお仕事、そして将来の夢について、みんなで楽しく考え合う機会になりました。
小学生・中学生・高校生以上の部という三部構成でイベントは開催され、合計75名の方が参加しました!ここでは小学生の部を中心に紹介します😊



【講師の方の紹介】
◆ 今崎 憲児 Kenji Imasaki さん
NPO Seattle IT Japanese Professionals (SIJP) 代表。神戸市生まれ、熊本県育ち。九州大学情報工学科修士課程修了、カールトン大学コンピュータサイエンス PH.D. スタンフォード大学Graduate School of Business LEADプログラム在学。
2004年からシアトルに在住。その間、AmazonとMetaとGoogleでさまざまな職種を経験した。
◆加瀨詩子 Utako Kase さん
日本生まれ、日本と中国のハーフ。小さい頃から機械に興味を持ち、高校でITの授業をとってからコンピューターサイエンスに携わりたいと思うようになる。高校卒業後、シアトルのワシントン大学に留学。2019年、同大学を地理学専攻、CS副専攻で卒業。インターンシップを経て、新卒でシアトルのAmazon本社に入社、ソフトウェア開発エンジニアとしてAWSで4年働いたのち、2023年にAmazon Japanに異動。
【流れ】
Act 0: アイスブレーキング
Act 1: それぞれの「夢」
Act 2: 働く場所は無限大
Act 3: いろいろな仕事
Act 4: キャリアの逆算 (大学生のみ)
Act 5: 立ちはだかる壁
Act 6: Q&A
Act 0: アイスブレーキング&自己紹介
イベントがはじまるまでの間に、アイスブレイクとして「ZIP・ZAP・ZOP(ジップザップゾップ)ゲーム」を楽しみました!みんなで輪になって「ZIP・ZAP・ZOP」と1人ずつ順番に言いながら、前の人のジェスチャーを真似するゲームで、最初は恥ずかしがっていた人もだんだん緊張がほぐれていきました😊

いよいよイベントがスタート!最初は講師のお二人の自己紹介から!
🪄今崎 憲児 Kenji Imasakiさんのキャリア紹介
熊本高専を卒業したあと、九州大学に進学したあと、カナダのカールトン大学でコンピューターサイエンスを学びました。その後シアトルに移り、Amazon、Google、Facebook(VRのOculus)、とさまざまな会社で働き、そして今またGoogleに戻ってきました。最近はスタンフォード大学でまた勉強をはじめました。
🪄加瀨詩子 Utako Kaseさんのキャリア紹介
ウタコさんは幼いころからパソコンや携帯をいじるのが「面白い」と思っていたそうです。そして、高校でコーディングの授業をとり、「中から操作できる」ことが楽しいと思うようになりました。また、ウタコさんの高校の卒業生の方がGoogleオフィスのオフィスツアーに連れて行ってくれて、IT企業に感動しました😶✨
👀Googleのオフィスでは…三食無料!マッサージもある!自動販売機は、お金を入れなくても飲み物が出てくる!ゲーム機やソファーもある! ここに住みたいと思うくらいすごいと思い、IT企業で働きたいと思うようになりました。 高校生の時にGoogleのような設備が整っている会社を実際に見たら絶対に憧れますよね💭 これをきっかけに、本格的にエンジニアを目指そうと思ったウタコさんはワシントン大学に進学しました。
しかし…!ワシントン大学は東京大学と似ていて、入学した後に選考を決めるための試験をもう一度受けなければなりません。ウタコさんはこの試験に落ちてしまいました😢 エンジニア就職したいのに、履歴書では「文系」に分類されてしまい、インターンシップにも通りませんでした。夢は叶えられないかもしれないと焦りながらも、ウタコさんは諦めずに挑戦し続けました。そして、大学3年生の時にAmazonのインターンシップに合格したのです!内定直結型のインターンシップだったため、そのままAmazonから内定を頂くことが出来ました。


ここで、ウタコさんから参加者に
「awsという会社を聞いたことがある人はいますか?」
という質問が投げかけられました。子供たちの中には何人か知っている人がいたようです! awsはAmazonの子会社でクラウドコンピューティングサービスを提供している会社です。ウタコさんは、awsのネットワーク部署に4.5年所属していました。しかし、ビザの関係でアメリカに滞在できなくなったため、2023年に日本に本帰国してAmazon Japanに異動し、現在はMangaチームに所属しています。引っ越しの際には、サポートが手厚く福利厚生もしっかりしているのが外資系企業の良い点であると話されていました。
ここで、クイズタイムです!参加者の方は自分のスマホで、クイズアプリの「Kahoot」を開いて答えてもらいます!
「Amazonが一番最初に売ったのはなんでしょう❓」

なんと、多くの子供達が正解できていました!皆よく知ってますね!ウタコさん自身も入社まで知らなかったそうです。私も初めて知りました!😶
Act 1: それぞれの「夢」
ここで、ケンジさんからクイズです!
「I have a dream. という有名な言葉を言ったのは誰でしょうか❓」 このクイズでは9人の参加者が正解していました! 正解は、「マーティン・ルーサー・キング・ジュニア」です。キング牧師として授業で習いますね!

そして、もう一問!
「皆の夢は何ですか❓」(お子さんへの質問)

ITエンジニア
ビジネス、マーケティング
弁護士
医者、看護師
Youtuber
先生
スポーツ選手
宇宙関係
その他
さがしている
などたくさんの夢が挙げられました!
💭宇宙関係と答えてくれた子は、宇宙兄弟という漫画やテレビで見たと理由を話してくれました。
「小さい頃の夢はなんでしたか❓」(保護者への質問)

ITエンジニア
ビジネス、マーケティング
弁護士
医者、看護師
Youtuber
先生
スポーツ選手
その他
ウタコさんは、医療関係→学校の先生→通訳→エンジニアと夢が移り変わっていきました!

ケンジさんは、将棋のプロ→学校の先生→留学したい→海外で働きたいという風に移り変わっていきました!

「これまでの「夢」の移り変わりを教えてください」

アイスクリーム屋さん→小学校の先生→ミュージカル俳優
警察官→小学校の先生→裁判官
子供達も夢の移り変わりについて発表してくれました!
成長していく中で色々な夢を持つのはとても素敵なことですね😊
Act 2: 働く場所は無限大

「将来はどこで働きたいですか❓」
という質問が子供達に投げかけられました!

選択肢は、アメリカ、日本、その他の国です!その他の国を選んだ子供達の中には、サウジアラビアと答えた人もいました!
次に保護者の方には、
「子供達にどこで働いてほしいですか❓」
という質問が投げかけられました。

ヨーロッパと答えてくれた保護者の方がいました!👩🏻✨
次に、ウタコさんとケンジさんが感じたアメリカと日本の働き方の特徴をそれぞれ教えてくれました。
👀アメリカの特徴

😊メリット
色々な国の人と会えるので、視野が広がる
大きなプロジェクトに関わることが出来る
年収が高い
会社の数がとても多いので、選択肢が多くある
😢デメリット
実力主義なので、クビになる可能性が日本よりも高い
ビザを取るのが難しい
英語(仕事を行うとなると、ハイレベルな英語力が求められる)
治安が日本よりも悪い
物価が高い(ex.ラーメン1杯3000円)
健康保険が高い(気軽に病院行けない)
政治的要因→大統領選
👀日本の特徴

😊メリット
治安が良い
ご飯がおいしい
家族に気軽に会える
言語の壁がない
クビになることが滅多にない
😢デメリット
他の国の人と出会える機会が少ない
給料は世界的に見ても低い
アメリカほど挑戦できる環境がない
働く時間が長い
年功序列の会社が多い
物価クイズ
「ビッグマックの値段が高い順に並べると❓」
①日本
②アメリカ
③中国
④スイス

正解は…

でした!スイスが一番高いんですね😮 初めて知りました!
Act 3: いろいろな仕事
「ITの会社にはどんな仕事の人がいると思いますか❓」

エンジニア
社長
プログラマー
デザイナー
経理の人
コンサルタント
SE
など皆たくさん意見を書いてくれました!
①エンジニア
基本的には「ものを作る人」
ソフトウェア
ハードウェア
サイトリライアビリティ(サイトを運用する人)
テスト
テックリード(エンジニアをリードする)
こんなエンジニアも
シビル(道路や建物を設計・作る)
ネットワーク(インターネットが繋がるようにする)
データ(大量のデータから欲しいデータを取る)
②PM
プロジェクト、プロダクト、もしくはプログラムマネージャー
開発を最初から最後までうまく進むようにまとめる人のこと
お客さんが求めていることを徹底的に調べたりする
エンジニア5-6人のチームに対してPMが1人いることが多い

③デザイナー
「目に見える」部分をデザインする人のこと
どうしたら使いやすいか、間違えないか、考えてデザインする
デザイナーが考えたデザインを、エンジニアが作っていくことが多い
商品のだけではなく、広告やイベント、ポスターのデザインをする人もいる
例えば
Amazonのサイトのボタンや文字、写真の大きさなどもデザイナーが決めました!
④マーケティング
商品や会社をお客さんによりよく知ってもらうためにいろいろ考える人
たくさん数字を扱って、どんな行動がどれだけの効果を出せたか徹底的に調べる
例えば
Amazonだったら、「プライムデーセール」などの期間限定キャンペーンを行ったり、その時にどんな宣伝を出したら効果的か、などと考える
⑤マネージャー、管理職
たくさんの人を取りまとめる人。
基本的に会社には「IC」と「管理職」の二種類に分かれる。自分に部下がいたら、管理職。いなかったら、IC。
マネージャーをまとめるマネージャー、そのまたマネージャー、と辿っていくと、最終的には社長に辿り着く
自分の部下が楽しく働けているかどうか、しっかり実績を出せているか、などを考えて行動する人
他にもたくさんの仕事が…
データサイエンティスト:データを使って判断する人
HR(Human Resources、人事):新しい人を採用したり、会社のルールを決めたりする人
PR(Public Relations):会社の「顔」となって、記者会見を行ったりする人
エヴァンジェリスト:会社の商品を理解した上で、お客さんに勧める人
リセプション:会社の受付にいて、来客対応をする人
EA(Executive Assistant、秘書):特に忙しい管理職のサポートをする人
会社という組織はたくさんの人のサポートから成り立っています😊✨
Act 4: キャリアの逆算 (高校生・一般向け)
高校生と一般向けのイベントでは、「マンダラチャート」を皆で書く時間が設けられました!
マンダラチャートは、大谷翔平選手も子供の頃に実践していたもので、一つのゴールを設定して、達成するためには何をする必要があるかを考えることができるものになっています。

👇🏻の画像は、皆さんがマンダラチャートに取り組んでいる様子です!



Act 5:立ちはだかる壁
アメリカで働くうえで立ちはだかる壁がいくつかありますが、大きく分けて二つあります。
💦言語の壁
生活ができる英語力
技術的な会話ができる英語
技術ドキュメントを書く力
同僚とのSmall Talk
💦ビザ
アメリカで働きたかったらまずは、ビザが取れるか!
L Visa
F Visa
OPT
H1B Visa (Lottery)
Green Card
・Lottery
・Labor based
・Marriage based
まとめ
夢が変わっていくのは当たり前!
ビザなどの自分ではコントロールできない部分に振り回されても落ち込まずに、コントロールできる部分を頑張る!
行動あるのみ(仕事やチャンスは向こうからやってこない)

クイズの正答者ランキング上位の人が発表されました😊💡そして、KenjiさんからGoogleのグッズがプレゼントされました😊
クイズ上位の人以外にも、発表してくれた人や、小学生には参加者全員にグッズをプレゼントしました🎁Kenjiさんありがとうございました!


全体の話が終わった後、ウタコさんとケンジさんに質問をされている子供達や保護者の方もたくさんいました!自分の将来について多くの子供達が考えてくれていました。
そして、皆で集合写真を撮りました📸
👇🏻小学生の部

👇🏻中学生の部

👇🏻高校生以上の部

参加者の方にアンケートに回答していただいて今回のイベントは終了しました!
👀💡アンケート結果
アンケートの一部を紹介します!
今回のイベントで嬉しかったこと・良かったこと、気持ちの変化、エピソードなどがあれば教えてください😊
アメリカの実情が良くわかった。
頑張ろうとおもった
英語を頑張りたい
クイズ形式で面白かった
いつもオンラインで参加しているときよりも、先生方のお話がたくさん聞けて、とても将来への希望につながったと思います。 息子は、最後の問題でやっと正解出来たのが嬉しかったそうです。
海外で働く話や夢の話が、沢山でてきて良かった。
夢は変わっていいという話が良かった
カフートが楽しかった。
夢が変わってよいことに勇気を持ちました。Googleオフィス内が楽しいことを知って凄いと思いました。
なんかエンジニアっていいと思った!
実際に海外に住んでいた人に話を聞けて、未来の参考になった
夢がコロコロ変わるタイプなんですが、いろんな夢を持ちたいと思うきっかけになりました。
最初の方は発表する勇気が出なかったのですが、kahootをきっかけに話すことができ、 とても嬉しかったです!
とても分かりやすく教えてくださり、海外に行こうか悩んでたんですけど行こうかな!と思うことが出来ました
など、たくさんの意見が寄せられました!🙋🏻♀️💭皆様、アンケートに丁寧に答えてくださってありがとうございました!
グローバル化が広がる現代において、海外で働く様子を知っておくことはとても大事なことだと思います。海外と日本でのキャリアの違いをしっかりと理解した上で、自分がやりたいことをしっかりと決めていけたら良いですね😊🪄
雨の中、遠くからも来ていただいた参加者のみなさま、Kenjiさん、うたこさん、そして、丸一日サポートいただいた、たくさんのボランティアスタッフのみなさん、エンジニアカフェのみなさん、本当にありがとうございました!またお会いできることを楽しみにしています🌎

☆☆Thank You Teachers & Supporter!☆☆
Kenji(Seattle)
Utako(Tokyo)
Ryoichi(Kumamoto)
Masataka(Fukuoka)
Tomoko(Fukuoka)
Ranran(Kumamoto)
Paul(Kumamoto)
Maiko(Fukuoka)
Koji(Fukuoka)
Naoko(Fukuoka)
・・・
☆☆CS in English Project Team☆☆
Seattle Team: Seattle IT Japanese Professionals
Kumamoto Team: 特定非営利活動法人くまもと L R ネット
Fukuoka Team: 一般社団法人Kids Code Club

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