KCC JOURNAL

KCCジャーナル

2025/10/27

【高校生メンターインタビュー】放プロのキッズたちの支援を通して、楽しみながら、学んで成長できた5か月間でした! 

~KCC第2期高校生メンター座談会~

Kids Code Club(KCC)が主催する「高校生メンタープロジェクト」は、小中学生のデジタル創作活動をサポートする新しい取り組みです。

高校生メンターは、「放課後プログラミングクラブ(放プロ)」の子どもたちと一緒に考えたり、つくったり、学びや活動のサポーターとしてお世話をしながら、このコミュニティを盛り上げています。
今回は、第2期(2025年5月19日〜10月15日)の活動に参加してくれた10名のメンバーのうち、3名を招いて、今期の活動を通じて楽しかったこと、学べたこと、そして成長できたことについて、リアルな声を伺ってきました。

参加者

<Junさん>
神奈川県在住の高校1年生。マインクラフト(マイクラ)を担当し、興味をもつキッズたちへのサポートを中心に活動。会話を通して、操作や製作のわからない部分を丁寧にフォローしてきました。

<みずこ~さん>
福島県在住の高校3年生。VRに関心があり、活動ではスクラッチを担当。参加者のプログラミングや創作活動を見守りながら、質問対応やリアクションを通じてキッズたちとのコミュニケーションを深めてきました。

<カリウムさん>
福岡県在住の高校1年生。スクラッチやp5.jsなどのウェブエディターを使ったコーディングを担当。放プロの会場にあるさまざまな島を周遊しながら、キッズにスクラッチを教える活動を経験しました。

現役高校生メンターが活動を始めた理由とは?

――今日は、放課後プログラミングクラブ(放プロ)で高校生メンターをされているお三方にお集まりいただきました! さっそくですが、みなさんが高校生メンターの活動に興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか。

Junさん: 元々、放プロの活動にキッズとして小学5年生の頃から中学3年生まで参加していました。いろいろな思いでや経験があって、これからも何らかの形で関わっていきたいなと思い、参加しました。

みずこ~さん: じつは、これ言ってしまうとアレなんですけど(笑)、大学進学への実績をつくりたいと思って、自分のもっている情報系の知識が生かせるボランティアを探していたんです。あれこれサイトを検索して見つけたのが、放プロの高校生メンターでした。

カリウムさん: 私もJunさんと同じく、元々小学生の時にキッズとして放プロに参加していました。中学校時代は放プロを離れていたんですが、高校生メンターの活動をインターネットで何度か見かけることがあって、また別の面で放プロに関わることができたら、面白そうだなと思って応募しました。それと、将来の夢として、メディア関連の職に就きたいと考えていて、プログラミング関連に強いほうが良いだろうなと思ったのも理由のひとつです。

回を増すごとに、“温かい交流の場”として子どもたちと会うのが楽しみに♪

――実際に活動を始める前と後で、イメージはどのように変わりましたか。

みずこ~さん: 私は放プロに参加したことがなかったので、始める前は、得意分野のスキルを教える「塾のような感じ」なのかなと思っていました。でも、始めてからは子どもたちと会話を楽しんだり、それぞれの活動をサポートしたり、見守ったりする。「温かく楽しい交流活動の場所」というイメージに変わりました。 ボランティアをしながら、自分自身もすごく楽しめました。

Junさん:自分がキッズだった頃は、KCCの方々にたくさんのサポートをしてもらいましたが、いざ自分がメンターとしてやってみるとなると難しくて。 ですが、キッズと一緒に課題を解決できたときは、すごく嬉しかったです。 

カリウムさん: 活動を始めて、多種多様な子どもたちがいるということに改めて気づかされました。例えば、画面共有をバンバン積極的にして発言する子もいれば、チャットメインで話す子、チャットもなしに沈黙の子もいます。そのいろんな子どもたちがいるなかで、みんなが楽しめるように対応していくことの難しさや大変さを感じました。でも大変だからこそ、うまくいったときの喜びはとても大きくて。

Scratchやマインクラフト初心者講座の講師として活躍している高校生メンターも!

信頼関係がやりがいに!心がけているサポートの“コツ”とは

――多様な子どもたちに対して、みなさんが特に気を付けていたことは何ですか。

Junさん: 子どもたちが自由に表現できるように、具体的すぎる指示は避けていました。 ここは塾ではないので、一方的に教えるというよりかは「会話する」ことを意識していました。

カリウムさん: 私もJunさんと重なる部分が多いですが、キッズに「こうなればいいんだよ」という教え方をするのではなく、「選択肢」を提示することを心がけていました。
例えば、スクラッチでの活動でも、「こういう動かし方もあれば、こういう風に動かすこともできる」というように、様々な答えを提示するようにしていました。

みずこ~さん: 私は、まず「否定しないこと」を第一に意識していました。 それと、適当な返答などはせず、しっかりと子どもたちと向き合うこと。 そして、気まずい、楽しくない、ここにいたくないと思われないように、積極的にコミュニケーションを取りに行くことを心がけました。

――みなさんが、特に楽しかったことや、子どもたちから刺激を受けたエピソードはありますか。

Junさん: 第2期高校生メンターの5か月の間、ずっとマイクラの島にいたのですが。 毎回参加してくれるキッズたちが、僕の名前を覚えてくれたのがとても嬉しかったです。

カリウムさん: 学校のいろいろな活動があって、活動頻度は少なかったのですが、「放プロ夏まつり」が印象に残っています。そこで見たキッズたちの作品が素晴らしくって、ここまで独創的なアイデアが湧くんだな、自分じゃ思いつかないなというアイデアがたくさん盛り込まれていて、すごく面白かったです。その作品に、「すごかったよ」と自分の素直なコメントを送ったら、「ありがとう」と返してくれて、喜んでもらえて嬉しかったな。

みずこ~さん: キッズたちとマイクラに参加して、家を造るお手伝いをしたり、自信作だというツリーハウスを見に誘ってくれたり、放プロの活動を通して、子どもたちは自分のことを信頼してくれているんだなと感じられて、とても嬉しかったです。
ときどき、無邪気な子どもたちの会話がヒートアップして、話が錯綜してしまうこともあって、どう対応すればいいのか、困ったこともありましたが(笑)。

たくさんの子どもが出店・来場した放プロ夏まつりの様子!

成長を実感!“伝える力”と“人を理解する力”が身に付いたと思います

――技術的なスキルだけでなく、人間的にも成長できたと感じられる場面が多かったようですね。

みずこ~さん: 高校生のように論理的に話し合える立場とは違い、子どもたちは無邪気で自由。そうした子どもたちと同じ目線で一緒に楽しむ立場にいながらも、一方でメンターだからこそ、「よくわからない話」にならないよう意識して進行できるよう気を付けていました。
そうした経験を通じて、伝える力やコミュニケーション力が身についたと思います。日常生活では小学生と話す機会があまりないので、貴重な時間だったと思います。

カリウムさん: 小学生の時は教わる側でしたが、高校生メンターとして教える側になったとき、相手の「どうしてほしい」「どうしたい」という気持ちを汲み取る力が大切なんだなと学びました。
キッズが困っているところを見つけ、どう声かけをすべきか、どう伝えたらいいのか、そういった接し方を試行錯誤しながら学べたと思います。 

Junさん: たくさんの人と関われたことは、自分にとってすごく良かったと思います。 同世代の高校生メンターの方、サポートしてくれるクルーの方、キッズのみなさん。 そしてAIの知識を持つ講師の方々など、いろんな人から影響を受けました。運営上、問題点が出てきたときも、どのように解決するかということをたくさん経験できたように思います。

最先端のAIスキルで、日々の学習効率がアップ

――放プロのメンターの活動以外に、「AI勉強会」もあったそうですね。どのような学びがあり、また、日常生活や活動にどう役立ちましたか。

みずこ~さん: AI勉強会では、日々の学習でも活用できそうな使い方のほか、AIでウェブサイトをつくる方法も教えてもらいました。
実際、AIはすごく便利で、大学の情報をまとめたり、スケジュール管理を相談したり。私は英語の長文読解や英文法が苦手なのですが、ChatGPTは英語の学習時にすごく助けてもらっています。

Junさん: 私はGoogleの「NotebookLM」を活用しています。 これは要約ができるので、勉強の資料を読んだりするときに活用しています。 とても効率よく勉強できるんですよ。

カリウムさん: 私は数回しか参加できなかったのですが、AIが生成した映像などを見せていただき、AIの進化の速さに驚かされました。
将来的には、AIが教育の現場でもっと活かされていくのではないかなと感じていて、その可能性に期待しています。

AIでWebサイトをつくるツールの紹介

未来の高校生メンターさんへ、迷ったらまずは一歩踏み出して!

――第3期の参加を検討している仲間へ、メッセージをお願いします。

みずこ~さん: この活動は、ただ参加するだけでなく、子どもたちとコミュニケーションを取りながら新しいアイデアをもらったり、自分の持つプログラミングやAIの知識を教え、学べたりする場。「活動して終わり」ではなく、しっかりと自分の力として身につくものがある、とても良いボランティアだと思います。
私は高校3年生で今期が終わりとなりますが、高校生メンターの活動はこれからさらに新しいことやイベントが増えていくと思います。興味がある方は、ぜひ参加してほしいですね。

カリウムさん: この活動は、さまざまな人や子どもたち、そして自分が今まで関わったことのないジャンルに出会える場です。そしてサポートしたり、教えたりする体験は、普段の生活ではなかなか得られない貴重な経験です。自分自身も大きく成長できると思うので、ぜひ多くの人に挑戦してみてほしいです。
ちなみに、私は3期も継続して参加する予定です! みなさん、待っていますよ!

Junさん: 一番印象的だったのは、「人とつながる」ことが多かった点です。最初は緊張や不安もあると思いますが、クルーのみなさんが丁寧にサポートしてくれるので、安心して活動できます。
実際に参加してみて、本当に「やってよかった」と心から思っています。
私も3期も継続して参加します。今後、さらに良い活動にしていけたらと思っています。

――高校生メンター2期で活動されたJunさん、みずこ~さん、カリウムさん、本日は座談会のためにお時間を割いていただき、ありがとうございました!

高校3年生のみずこ~さんは今期でメンターを卒業されますが、Junさんとカリウムさんは第3期も引き続き活動を継続してくれるそうですね。これからのさらなる成長と活躍を期待しています!! みずこ~さんも、受験、がんばってください!!

【まとめ】

今回の座談会では、高校生メンターの活動がどんなものなのか、その魅力がたくさん伝わってきましたね。
プログラミングのスキルを生かしながら、子どもたちと一緒に考え、つくり、笑い合う——そんな「楽しい交流の場」であること。そして同時に、コミュニケーション力や問題解決力、多様な考え方を学べる「成長の場」でもあることがわかりました。

AIなど最先端の知識にふれながら活動できる点も、このプロジェクトならではの魅力です。

第3期高校生メンターの募集は2025/11/3まで。プログラミングの経験を積みたい方、将来の夢につなげたい方、そして「人とつながり、成長したい」と思う方——。
迷っている方、あまり自信がない方も、クルーによる丁寧なサポート体制が整っているため、安心して参加できます。
ぜひこの機会に、私たちの仲間になってください。あなたの挑戦を、心からお待ちしています。

第3期高校生メンターの募集詳細はこちら!
https://kidscodeclub.jp/mentorpj_003

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