KCC JOURNAL
KCCジャーナル
2025/1/21
英語で学ぶコンピュータ・サイエンス Season7第2回 開催レポート

「Participate in the Hour of Code® at CS in English / Hour of Code® に CS in English で参加しよう!」
今回「 Hour of Code®」キャンペーンに合わせてイベントを開催しました。「Hour of Code®」とは、プログラミング教育を世界中に広めるための運動で、米国の非営利団体Code.orgが主導しています。
また、映画「すずめの戸締まり」で日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞された陣内一真さんにスペシャルゲストとしてイベントにお越しいただきました!

Web会議システム「Zoom」を活用し、米国シアトルを拠点とするGoogleをはじめとする企業のエンジニアの方々にTAとしてご参加いただきました。日本各地をはじめ、アメリカ、マレーシア、カナダの4か国から、参加者とスタッフを合わせて125名の方々にご参加いただきました。
【日本時間】2024年12月15日(日)9時30分~11時30分
【シアトル時間】2024年12月14日(土)16時30分~18時30分
今回のイベント募集ページはこちら
前回の開催レポートはこちら
レポート:Kids Code Club クルーはるか
📌〈イベントの流れ〉
Act 0: Zoom open
Act 1: Breakout room 1 (Self-introduction, Code.org preparation)
Act 2: Main Lecture
Act 3: Breakout room 2(Music production)
Act 4: Q&A with Kazuma
Act 5: Presentation
〈ブレイクアウトルームの分け方〉
英語のレベル、宿題の達成度で4~6人のチームに分かれて活動をします。各チームにTAがつくので、参加者は分からないところを聞くことができます。
※TA=ティーチングアシスタント
〈英語のレベル〉
申し込み時に参加者は自分の英語レベルに応じてL1~L3を選びます。
L1:主に日本語を使用しますが、重要なキーワードや簡単な単語には英語を取り入れます。英語にまだ慣れていない方や、学校の授業程度の英語レベルの方向けです。
L2:日本語と英語をほぼ半分ずつ使用します。英語をさらに学びたい、チャレンジしたい方や、英検4級程度のレベルの方向けです。
L3:全て英語で行います。日常会話が理解できるレベルの方向けです。
◇Act 0: Zoom open
参加者の皆様がZoomに次々と入室され、画面上に笑顔が並んでいきました。チャット欄では英語や日本語で活発な挨拶が交わされていきます。全体での挨拶が落ち着いたら、ブレイクアウトルームに移動します。
▼青が参加者、赤がスタッフの参加地域です

▼熊本会場ではオンサイトで開催されました

◇Act 1: Breakout room 1 (Self-introduction, Code.org preparation)
ブレイクアウトルームに分かれると、TAと子どもたちによる自己紹介が始まりました。今回のテーマに沿って、「好きな音楽やアーティスト」「演奏できる楽器」について、それぞれが生き生きと話してくれました。また、ブレイクアウトルームにも陣内さんが参加してくださり、普段は聞くことのできない話に子どもたちの目も輝いていました。

全チームの自己紹介が終了後、参加者全員がメインルームに戻り、メインレクチャーへと移行します。
◇Act 2: Main Lecture
今回もGregさん(English)とUtakoさん(日本語)の息の合った進行で、今回のプログラム「Code.org Music Lab」の解説を聞いていきます。また、特別ゲストとしてお迎えしている音楽家の陣内一真さんには、楽曲制作の舞台裏についてお話を伺いました。

はじめに、Code.org Music Labの基本的な操作方法について解説があり、作曲の過程を学んでいきました。このツールでは、複数の楽器を組み合わせたり、リピート機能やコーラスを効果的に活用することで、オリジナル楽曲の制作が可能です。

基本操作の理解が深まった後、陣内さんが実際に作成した楽曲のコードを用いながら、音楽制作における具体的なコツやポイントを解説いただきました。
▼陣内さんの作品です
タイトル「Kazuma - Song Form Example」

基本操作と音楽作りのポイントを教わったところで、再びブレイクアウトルームに移動します。ここからは、実際に子どもたちが曲作りに挑戦します♬
◇Act 3: Breakout room 2(Music production)
今回は当日までの宿題として「MUSCIC LAB Jam Session」のチュートリアルに取り組む事が参加者に伝えられていました。
【A】チュートリアルが完了している人は、楽曲制作を始めます。
【B】チュートリアルが完了していない人は、まずはチュートリアルに取り組みます。
各ブレイクアウトルームでは、TAと一緒に、どんなアレンジが出来そうか、どんな音で始めたらいいかなど、わくわくした様子で子どもたちが作品作りを始めました。しばらくすると、作った曲をチーム内で共有し、感想を伝えたり、アドバイスを基にさらに進化させようと取り組む様子がみられました。

↑「100回繰り返す」のブロックがありますね。一晩中踊り続けられそうです!それぞれの作品作りが出来てきたところで、メインルームに戻ります。
◇Act 4:Q&A with Kazuma
メインルームに戻り、陣内一真さんへの質問タイムを進めていきました。質問は事前に子どもたちから寄せられたものをもとに行い、それぞれの質問に対して陣内さんからご回答いただきました。

これまでの音楽との関わりや、仕事をする上で気を付けていること、大切にしていることについて、陣内さんにお話しいただきました。一つひとつの質問に丁寧に答える様子から、陣内さんのお人柄がよく伝わり、印象的な場面が多く見られました。また、生成AIを活用した音楽制作や、効率的な作業プロセスの工夫についての解説では、子どもたちも熱心に耳を傾けていました。
◇Act5: Presentation
プログラムの締めくくりとして、子どもたちが制作した作品の中からいくつかの楽曲を全体で共有する時間を設けました。陣内さんからは、一つ一つの作品に対して丁寧な講評をいただき、メロディーの活かし方やリズムの組み合わせ方など、楽曲をより魅力的にするための具体的なアドバイスを提供していただきました。子どもたちはプロの音楽家からの貴重なフィードバックに聞き入っていました。

▼子どもたちが制作した作品です。こちらから聞いてみてください♬
タイトル「12/14/2024」
タイトル「初めての音楽」
▼放課後プログラミングのゲスト講師、音楽家の「カエル大先生」にも作っていただいた作品があるのでご紹介します。
タイトル「Remix: うきしずみ」
タイトル「べとべん2」
熊本会場の参加者も楽しんで参加頂けたようで画面越しながらも会場の熱気が伝わってきました。

オンラインながら距離を感じさせない和やかな雰囲気の中、参加者全員でカメラに向かって笑顔で手を振り、心温まる雰囲気でプログラムを締めくくることができました。イベントを通じて、子どもたちの音楽への興味や創作意欲がより一層高まったように感じられました。
今回ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。また、ご家族の皆様の支援と、スムーズな運営に向けたご協力に深く感謝申し上げます。
▼次回のイベント予告
Search & Sort Algorithm / サーチ&ソートアルゴリズム
【日本時間】2025年3月16日(日)9:30-11:30
【シアトル時間】2025年3月15日(土)17:30-19:30
▼アンケートの一部を紹介します。
今回のイベントで嬉しかったこと・良かったこと、気持ちの変化、エピソードなどがあれば教えてください😊
<子ども>
楽しかったので、今度も是非是非!!!!!参加したいです😄
陣内さんの話がとても面白かったし勉強になりました!
ブレイクアウトルームで一緒に音楽を作ったことが楽しかったです。
色んな機能が知れたり、スクラッチと似てて分かりやすかったです。
聞いたことのある英語や聞いたことのない英語もあったので、どんな英語なのか知りたくなった。
I liked how they brought in a guest speaker!!
It was very fun and I was very happy because I got to know about かずまさん
I got to create music code, and it was like a show-and-tell. It was so much fun. I would love to participate in something like this again!
<保護者>
娘がわくわくした顔で画面に向かっていたので見てとても感動しました。先生がすごいエンジニアさんだったりして興奮気味にこの先生すごいんだよーと教えてくれました。とてもいい経験になりました。またぜひ参加させていただきたいです。
すずめの戸締り、映画館でとても感動したので、陣内さんのお話がきけて嬉しかったです!
音楽は聴くだけでしたが、作る楽しみも知ることができたようで嬉しく思います。
陣内さんの即興で作った音楽を聞かせていただいた時息子の目がキラキラしていました。その後の自分の音楽作りもとても楽しそうでした。アメリカ在住なので、日本語でコーディングを学べる貴重な機会を頂いて感謝しています。
最初は「友達と会えるからオンライン授業じゃないほうがいいなー」と言ってたのですが、「Googleの人とマイクロソフトの人とAmazonで働いてる人は近所に住んでないから オンラインレッスンはすごいね」と言ってました。子供はGAFAMが世界を引っ張っていると知っていたので、その人たちが直接教えてくれていることに感動し、またゲーム音楽の作曲で生計を立てている人がいることも初めて知ったようで、確実に世界が広がったように見えました。このような機会をくださってありがとうございました。
作成した音楽を陣内さんに聞いてもらって、コメントをいただいた後に、コメントを生かして改良していました。とても有意義な時間でした。
日本語に触れる機会が語学学校を辞めて以来、減っていたので、いい経験になったようです。同じような状況のお子さんもいたようなので、親近感を覚えたようでした。楽しかった、とずっと言ってるので、好きなことをやらせて良かったな、と思ってます。
Thank you very much for what you do to teach kids about computer science. They are looking forward to attending the next session.
Creating songs using coding was a new experience for me and it helping my child in a fun way!
My kids had a really good time learning about making music with coding. Inviting the special guest inspired them and was a great experience.
<TA>
What were the things that went well at the event? / イベントでうまくいってたことはなんですか?
今回は自分自身も音楽について知らないことを知りながら、子ども達にも伝えることができた。
Timing, process is very clear, special guest is a plus!
Well the composer had some cool things to say. I think having cool guests and Q&A is fun!
Having the special guest was very cool and I think helped the kids to stay engaged and interested.
☆☆Thank You Teachers!☆☆
Aaron(Seattle)
Alex(Seattle)
Bianca(Tokyo)
Bill Baxter III (Seattle)
Bill Baxter IV(Seattle)
Charles(Seattle)
Greg(Seattle)
Jack (Seattle)
Jonathan(San Diego)
Jorge(New York)
Jose(Seattle)
Kazuma(Seattle)
Kenji(Seattle)
Luis (Tokyo)
Norihisa(Tokyo)
Masaki (Seattle)
Masataka(Fukuoka)
Mihail(Mountain View)
Nitesh(Seattle)
Rongqi(Mountain View)
Saki(Seattle)
Sakura(Seattle)
Shiro(Tokyo)
Utako(Tokyo)
Yanbo(Mountain View)
Yuya(Seattle)
☆☆CS in English Project Team☆☆
Seattle Team: Seattle IT Japanese Professionals
Kumamoto Team: 特定非営利活動法人くまもと L R ネット
Fukuoka Team: 一般社団法人Kids Code Club

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